■仮想PCでUSB機器を使う方法


  仮想PC(Windows)でUSB機器(USBメモリ等)を使う必要がある場合があります。

Waffle Cell本体に予め挿入してあるUSBメモリをソフト的に抜き差しすることが可能です。 この方法でWaffle Cell本体にUSB機器を接続して使用することも可能です。

※本ページには、仮想デスクトップと仮想PCが出てきますので、ご注意ください。

<< Contents >>

  1. 管理者
    1. コマンド入力
  2. 一般ユーザー
    1. 仮想PCのWindows終了
    2. バーチャルボックス
    3. 仮想PCのWindows起動

■1.管理者


1.コマンド入力

まず、USB機器を使用する「一般ユーザー名」を『USBを使用することができるグループに追加する』ことが必要です。

お手元のローカルPCの仮想デスクトップ左上 アプリケーション → アクセサリー → 端末

とクリックし、「端末」を起動します。「端末」画面で下記のように入力します。(太字が入力部分)

***@WaffleCell:~$  su  <管理者ユーザー名>
パスワード: <管理者パスワード>
****@WaffleCell:/home/xxxx$  sudo  gpasswd  -a  <一般ユーザー名>  vboxusers
[sudo] password for custom1:  <管理者パスワード>


入力例


「ユーザーをグループに追加」と出たら、左上の×をクリックして「端末」画面を終了してください。

「端末」画面を終了したら、Waffle Cellを再起動してください。
  1. Waffle Cell管理画面を開く。Waffle Cell TOPページ右サイドメニュー「管理ページ」クリック。
  2. 管理者ユーザー名・ 管理者パスワード を入力してログイン。
  3. 右サイドメニュー「シャットダウンなど」クリック。
  4. 「Server サーバーシャットダウン他」という画面になるので、管理者ユーザー名・ 管理者パスワード を入力し、 「操作の種類」に reboot と入力して[実行]クリック。
  5. 10分程度でWaffle Cellが再起動するので、お待ちください。
※「USB機器を接続するのは久し振りだ。以前グループ追加したかよく覚えていないので心配だ」
 → 重複してグループ作成しようとすると既に作成されている旨メッセージが表示されるのでご安心ください。

■2.一般ユーザー


1.仮想PCのWindows終了

(1)お手元のローカルPCで動いている仮想PCのWindowsをスタートボタンから終了。
(2)Waffle Cell本体にUSB機器接続。

2.バーチャルボックス

バーチャルボックスの設定を下記の手順で行います。

  1. お手元のローカルPCの仮想デスクトップ左上、アプリケーション → システムツール → Oracle VM VirtualBox
    とクリックし、バーチャルボックス起動。
  2. バーチャルボックスで、設定 → [USB]タブ → 新規フィルターを追加する。フィルター名は「USB」などと変更する。

    (バージョンにより画面図が異なる場合があります)
  3. [OK]をクリックし、設定画面を終了。

3.仮想PCのWindows起動

(1)お手元のローカルPCで先程終了した仮想PCのWindowsを起動。

(2)仮想PCのウィンドウ右下、USBメモリっぽい形をしたアイコンを右クリック。(アイコンの順番は必ずしも画面図通りではありません)
・USBのチェックを付ける = USBを入れる
・USBのチェックをはずす = USBを抜く


※画面図でUSBメモリの項目が「UFD 2.0~」となっていますが、メーカーにより表記は異なります。 例えば、BUFFALOのUSBメモリなら「BUFFALO~」となります。

上記により、USBメモリの挿入が必要なソフトを使う場合、ローカルPCからソフト的にUSBメモリの抜き差しができます。


※上図のアイコンが表示されない場合、仮想PCのウィンドウが「フルスクリーンモード」「シームレスモード」になっている可能性があります。仮想PCの画面中央下部にマウスを移動するとメニューがポップアップするので、「ビュー」をクリックして、モードのチェックを外してください。

また、右ALTキーを押しながら
・F を押すとフルスクリーンモードのオンオフ
・L を押すとシームレスモードのオンオフが切り替えられます。