Waffle Computer社とテグレット技術開発ではWaffle Cellのバージョン
アップ作業をすすめています。まだリリース時期は未定ですが、おおよそ以下の
ようになる予定です。
1.柔軟性
最先端の仮想化技術を採用することで、基本OS(Linux、Ubuntu)の
最新版おいても高い互換性を実現
2.VPNを仮想PCにて対応
Waffle Cellで一番やっかいなVPNを他のアプリと独立に動作させるために
VPNは専用の小さな仮想PC内で動作させ、他のアプリと切り離す
3.KVMの採用
仮想PCにはLinuxのカーネル(もっとも基本的なベースプログラム)と結合
したKVMを採用し、より高速な環境を提供
4.仮想デスクトップアクセス
VNC以外にSPICEに対応し、音声や動画の高速再生も可能に
これにより仮想デスクトップはマルチディスプレイにも対応が可能に
5.部品化
外部開発者が安全にサービスを提供できるよう、他のアプリやサービスに
影響を与えずに機能を追加できる「パッケージ化」に対応
現時点ではまだベース部分が動いている段階ですが、粘り強く開発をしています。
現行ユーザーの皆様にも新バージョンへ簡単に移行できるよう、仕上げていくつ
もりです。あまり暑くなる前にデモンストレーションができるようにしたいと思ってい
ます。
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独り言:Waffle Cellにルーター機能を持たせることも可能です。技術的には難しく
ないのですが、もしWaffle Cellが故障するとネット接続もできなくなります。
悩ましいです。