WCの設置場所ではURLに「l.」を付けなくてはなりません。
これはWaffle Cellの問題ではなく、ネットワークの構造上通常避けられない問題です。
そこで非常に特殊な処理でl.を回避するサービスを作りました。便利な反面、使い方を
間違えるとルーターの設定をもとに戻さないとネットに接続できなくなります。十分に
注意しご利用下さい。
◆ 何故問題が起こるか
ネットでは名前(例:blade.wafflecell.com)をIP(例:23.66.121.10)に変換し、
サーバーの位置を特定します。この機能をDNSと呼びます。ところがサーバーへ
アクセスする場合、サーバー設置場所ではローカルIPという、身内でしか使えないIP
を利用し、外からはルーターに割り当てられたグローバルIPを使います。外からと中から
では違うIPが使われるのです!しかし名前をIPに変換するDNSはいつも同じ値を返し
ます。
そこでこの2つを分けるために l. ありとなしをWaffle Cellでは用意しています。
◆ 問題解決の方法
普通名前をIPに変える機能はルーターで指定したDNSで行い、通常はプロバイダが
提供するサーバーがその役割をにないます。今回提供するサービスはこのDNSを
一度Waffle Cellが中継することで解決します。
Waffle CellのDNSは状況を判断して、必要に応じて l. なしでも内部IPを返します。
◆ インストール方法
いつものように管理画面の「サービス追加」「Update」「サービス一覧のアップデート」
を実行して下さい。「社内システム」内に「l.を不要にする(アルファ版)」というサービス
が現れるので、内容を十分に理解してからインストールし、ルーターの設定を変えて
下さい。
◆ 重要
もし正常に動作しない場合は、ルーターの設定をもとに戻します。もとに戻す方法を忘
れると「とても困ります」ので注意指定下さい。
◆ お願い
アルファ版ですので、正常動作した、しないの情報をいただければ助かります。よろしく
お願いします!